Nikon New FM2 のモルト交換をやってみた。
今日は、朝からコイツ(Nikon New FM2)と格闘中でした。
このNikon New FM2 は、1989年の消費税導入直前(まだ、物品税があった時代)、新宿のヨドバシカメラで購入したと記憶している。
この日は、とにかくNikon FM2のブラックボディが欲しくて、新宿にある大型量販店を何軒も回ったんだけど、全店完売&在庫なし(ポップ上ではね)。
そんな中、ヨドバシカメラの店員に「どこかに売っていませんか?」と尋ねたら、「シルバーボディなら1台あるよ。」と言われて、「奇跡や!」と叫びながら速攻で購入したという思い出が。
このカメラ、約30年前に購入した古いフィルムカメラなんですが、まだ、シャッターは生きてます。露出計は怪しいのだけれでも、反応は(表示は)しています。
ですが、モルトがね。経年劣化でボロボロ。
そこで、今日、Nikon New FM2 のモルト交換を自分で行ってみました。
<準備したもの>
- ブロアー
- カメラ用ブラシ
- 綿棒
- シルボン紙(テッシュは厳禁ね。細かい紙の屑が出るので。)
- ピンセット
- 無水エタノール
- ハサミ
<新たに購入したもの>
私は、カメラのモルトの交換作業をしたことがなかったので、以下の商品をAmazonにて購入しました。
- Nikon FM2 用カット済みモルト貼り替えキット
このキットには、Nikon FM2用にカット済みのモルト(3回分)と竹串が入っておりました。
<作業手順>
1)綿棒に無水エタノールを着け、古いモルトに無水エタノールを十分に染み込ませます。
2)シルボン紙に包んだ竹串に無水エタノールを着け、古いモルトを削り落とします。
3)シルボン紙に無水エタノールを着け、古いモルトのカスや糊(接着剤)を綺麗に取り除きます。
4)新しいモルトを以下のように貼り付けます。
モルトの交換で難しいのは⑦>⑥>⑤で、溝にモルトを挿入するときにモルトが回転します。(糊面が下にならない。) この場所は、モルトの寸法はぴったりなので端の方から竹串で細かく丁寧に押さえて行きましょう。焦らずに落ち着いて。
②は、モルトを押し込んでから(位置決めしてから)シールを剥がした方がやりやすいと思います。(私は、先にシールを剥がしたものだら、モルトを押し込むときに糊面が邪魔を。)
これは、今回の私の失敗談ですが、古いモルトのカスがフォーカシングスクリーンに張り付いちゃって、それを取ろうとした際にフォーカシングスクリーンに傷を付けてしまいました。(撮影には、支障をきたさないと思いますが。)なので、デリケートな部分は養生を忘れないように。
近日中にフィルムを買って、ちょー久々にこのNikon New FM2で写真撮影に行こうと考えております。紅葉も見頃だし、コスモスもまだ間に合いそうなので。
では。(^o^)/
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