Microtelecom Perseus の周波数キャリブレーションの手順
SDR受信機である Microtelecom Perseus ですが、室温の変化等の影響により使用している間に周波数に若干のズレが生じます。
通常はあまり気にしなくても良い程度のズレですが、LSB,USB,DRMを受信する場合は周波数のキャリブレーション(校正)を行った方が良いと考えます。
Perseus の周波数キャリブレーションの手順は以下の通り。
1)5MHz、または、10MHzのWWVを受信します。例では、FREQUENCYに5.000.000(5MHz)を入力しました。
2)「TUNING」の「Center」ボタンをクリック。
3)「BW」の「0.8kHz」ボタンをクリック。この時、周波数スペクトルのピークが、センター(中央)からどの程度ズレているのか分かるはずです。
4)周波数スペクトルのピークをダブルクリックして、ピークをセンター(中央)に合わせます。例では、+87Hzズレていました。その後、「TUNING」の「Cal」ボタンを押します。
そして、以下の画像で示すようになっていればキャリブレーション成功です。(FREQUENCYの5.000.000(5MHz)とWWVの周波数スペクトルのピークは合致している。)
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