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2021年4月19日 (月)

GPD Pocket(初代)のバッテリーが膨張していたので、バッテリーを取り外してみた。ついでに、OSを工場出荷時の状態にし、BIOSもアップデート。

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私が愛用しているGPD Pocket(初代)ですが、先日、Windows Updeteを適用しようと手に持ったところ裏蓋がかなり大きく変形していることに気づきました。また、それに加えキーボード部分も中央部が少し盛り上がった感じになっておりました。

そこで、原因を調べてみると、内蔵のバッテリーがパンパンに膨張していることが判明。(以下の画像を参照ください。)

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まるまると太っております。で、このまま使用すると発火する可能性もあるため、早急にこのバッテリーを外すことに。

その際、当分、このGPD Pocketは使わないと判断して、Windows 10の機能である「このPCを初期状態に戻す」を実施したところ、なぜかリブートできなくなりました。(ブート時、Windows OSが無いといった旨のエラーメッセージが出てブートが失敗します。)

この状態のままだと精神的に気持ちが悪いので、GPD PocketのOSを工場出荷時の状態にして、ついでにBIOSも最新にアップデートしてみました。今回の記事は、その体験談です。

<OSを工場出荷時の状態にする手順とBIOSのアップデート手順>

1)OSを工場出荷の状態にするためにGPD Pocketの公式サイト( https://www.gpd.hk/download )のサイトから、「GPD Pocket Firmware of Windows OS (20170526) 」をダウンロードします。また、BIOSもアップデートするので「GPD Pocket BIOS 0807 」もダウンロードしておきます。(各ファイルは、RARファイル形式です。)

注意:ダウンロード元はどちらのファイルもMEGAです。特に注意が必要なのは「GPD Pocket Firmware of Windows OS (20170526) 」の場合で、このファイルのサイズは7.39GB(2021/04/19時点)もあるため、無料での利用の場合1回ではダウンロードが完了しません(3GB制限のため)。途中、6時間の中断が入りますので夜間を挟んで実行することをお勧めします。

20210419-085304

 

2)各ファイルを展開します。私は展開ソフトとして7-Zipを使用しました。例えば、"ダウンロード"配下に展開するとパスは以下のようになります。

  • GPD Pocket Firmware of Windows OS (20170526)

C:\Users\ユーザー\Downloads\GPD Pocket--firmware of Windows OS(20170526)\GPD Pocket OS 升文件及明(20170526)\WINPE

  • GPD Pocket BIOS 0807

C:\Users\ユーザー\Downloads\GPD Pocket BIOS 20170807\GPD Pocket BIOS 20170807

 

3)「GPD Pocket Firmware of Windows OS (20170526) 」のインストールメディアを作成します。USBメモリをNTFSにてフォーマット後、手順2)で展開した「GPD Pocket Firmware of Windows OS (20170526) 」の"WINPE"ディレクトリの下にある全ファイルを選択し、その全ファイルをUSBメモリにコピーします。

20210419-085438

 

4)GPD Pocketに手順3)で作成したUSBを挿入し、そのUSBからブートします。USBからのブート方法は、[Fn]キー + [7]キー を押しながらPCの電源をONにします。(「GPD」のロゴ表示中に[Fn]キー + [7]キーの長押しでもOK)

USBからブートするとコマンドがいくつか実行され、その後、自動的にWindows OSが起動されます。最初、デスクトップに変なアイコンが表示されますが、表示されている「System Preparation Tool」のダイアルボックスで「OK」ボタンを押してリブートすれば、それらのアイコンは消えます。

 

5)リブート後、Windowsセットアップ画面が表示されますので、その指示に従ってセットアップしてください。

 

6)次は、BIOSをアップデートします。手順2)で展開した「GPD Pocket BIOS 0807 」の"GPD Pocket BIOS 20170807"ディレクトリーをUSBメモリを経由してGPD Pocketのデスクトップ等にコピーします。(GPD Pocket側にて、「GPD Pocket BIOS 0807 」をダウンロードしても構いません。) そして、"GPD Pocket BIOS 20170807"ディレクトリー下の"update_win.bat"を管理者権限で実行します(右クリックにて「管理者として実行」を選択 。)

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7)BIOSのアップデート処理が正常に終了するとターミナルに"PASS"という大きな文字が表示されます。その後は、任意のキーを押しウインドウを閉じます。

8)リブートします。ここでは必ず、OSにて再起動をしてください。(電源ボタンでのリブートはNG!)ちなみに、BIOSのバージョンを確認するにはBIOSの起動をおこないます。BIOS起動は、[Del]キーを押しながらPCの電源をONにします。(「GPD」のロゴ表示中に[Del]キーの長押しでもOK)

 

補足:

私の場合、BIOSをアップデートした後、Windowsのサインイン時にPINが使用できなくなるという現象が発生しました。もし、同様の現象が発生した場合は、PINの「取り出す」を行なって(一度、PINを削除して)、再度PINの設定を行なってください。

 

以上が、GPD PocketのOSを工場出荷時の状態にする手順とBIOSのアップデート手順でした。

ここからは、GPD Pocketの内蔵バッテリーを外していきます。

 

<内蔵バッテリーの取り外し手順>

1)裏蓋にある6つのネジを外します。(以下の写真を参照ください。)

注意:内蔵バッテリーが膨張して、かなり裏蓋にテンションがかかっておりますのでネジの取り外しには慎重に。本体と裏蓋の両サイドを挟むようにして作業すると、裏蓋が跳ねた拍子でネジが飛ぶことを防ぐことができます。(私は、ネジを飛ばしてしまい、リビングのフローリングで這いずり回っておりました。)

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使用するドライバーは、No.00 のプラスドライバーが良いと思います。

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2)内蔵バッテリーの電源コネクタを押さえているカバーを取り外します。以下の写真の赤の点線で囲った部分のネジを外します。(以下の写真は、既に内蔵バッテリーを外しておりますのでご注意を。)

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3)内蔵バッテリーの電源コネクタを外します。以下の写真の赤の点線で囲った部分のコネクタを爪楊枝などで優しく上へ引き上げます。

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4)内蔵バッテリーは、裏面を両面テープにてしっかり固定されておりますので、広めのプラスティックのヘラがあると楽だと思います。

 

手順は以上です。組み立ては、この手順の逆となります。

特にネジは小さいので、作業中は黒い箱みたいなものに入れておいた方がトラブルが無いと思います。

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今回の件でググってみたら意外と多いのね「GPD Pocketのバッテリー膨張」のケース。もし、火事の原因になったら大変なので、皆さんも定期的にGPD Pocketのバッテリーの状態をチェックしましょう。

 

PS.

BIOS 0807では、「バッテリー残量が10%未満でも、充電中(ACアダプタ接続状態)であればOSが起動できる。」との事だったのだが、GPD Pocket(初代)ではAC入力のみ(内蔵バッテリー無し)だとOSは起動できないのね。(爆

 

 

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